Louisy User Manual

使い方説明

このページはLouisy(ver.1.0.1) OpenPoC版の操作説明ページになります。
Louisy OpenPoC版のダウンロードがお済みでない方はこちらからダウンロードください。
実証実験(PoC)に関する相談や製品版のご購入などはこちらよりお問い合わせください。

Louisy for OpenPoC(ver.1.0.0)以前のソフトウェアをご利用中の皆様へ
古いバージョンを以下の①②のいずれかの方法でアンインストールしてから新しいバージョンのセットアップを行ってください。

古いバージョンをアンインストールする方法①
「C:\Program Files (x86)」フォルダにある「Louisy for OpenPoC」フォルダを削除し、ディスクトップのショートカットも削除してください。

古いバージョンをアンインストールする方法②
「C:\Program Files (x86)\Louisy for OpenPoC」フォルダにある「unins000」を起動してアンインストール作業を行ってください。

【目次】

準備

Louisy OpenPoC版をダウンロードする

まずは、ダウンロードページより、Louisy OpenPoC版のダウンロードを行ってください。 ①「Louisy OpenPoC版ダウンロード用リンクを受信する」から登録情報を送信いただくと、ご登録のメールアドレス宛にダウンロード用のURLが自動発行されます。 ダウンロードリンクの有効期限は30分です。有効期限が切れた場合はお手数ですが再度ダウンロードフォームの入力からやり直してください。

送信されたURLにアクセスすると次のようなページに遷移します。 ②「Louisy OpenPoC版をダウンロードする」を押すとインストーラのダウンロードが開始されます。 以上でダウンロードは完了です。 何らかの理由でダウンロードが完了できない場合、エラーメッセージが表示されます。 お手数ですが、エラーメッセージに従ってダウンロードをやり直してください。

▲ダウンロード成功時
画面左下にダウンロードファイルが表示されます(Google Chromeの場合)

▲ダウンロード失敗時
画面中央に赤くエラーメッセージが表示されます

Louisy OpenPoC版をインストールする

ダウンロードが完了したら、インストーラを起動します。

①ダウンロードしたファイルを展開してください。

次のようなポップアップが表示された場合は②「詳細情報」をクリックしてください。

②「詳細情報」をクリックすると③「実行」ボタンが表示されるので、そちらを選択してください。 選択していただくとインストーラが起動します。

インストーラが起動したら、初期設定を行います。

デスクトップ上にショートカットを作成する場合は ④「デスクトップ上にアイコンを作成する」にチェックをいれてください。

設定が終わりましたら⑤「インストール」を開始してください。

インストールが無事に完了したらLouisy OpenPoC版が自動で起動します。 起動しない時は、ショートカットを作成した場合はデスクトップのアイコンから、作成していない場合は「PC¥¥Windows(C:)¥¥Program Files(x86)¥¥Louisy for OpenPoC¥¥Louisy for OpenPoC」から起動してください。

▲インストール中画面

▲インストール完了画面

操作説明

STEP0. ファイルの保存先を指定する

①「選択」ボタンを押し、検証結果等の画像を保存するためのフォルダを作成します。
②保存場所の指定が完了したら、「start」を選択し次のページへ移動してください。

start

検査を開始します。

help

操作説明画面(このページ)に遷移します。

contact

Louisyのお問い合わせページに遷移します。

STEP1. 良品画像をアップロードし、必要に応じて画像を加工する

良品画像をアップロードし、必要に応じて画像を加工します。ここで編集した画像から良品部分を切り抜くことで検査の基準となる良品マスター画像を作成します。

①良品マスター画像として登録するための画像をアップロードします。

②画像を加工するための設定画面です。
加工処理は「収縮」「膨張」「平滑化」「分散」「エッジ」「型押し」「正規化」「カラー処理」の8種類をご利用いただけます。 加工処理をかけることで検査精度が大きく向上する場合がございます。 加工処理は複数登録することができるため、パラメータを調整しながら検査を繰り返し試行錯誤していただくことができます。
各加工処理に関する説明はこちらをご覧ください。

③画像を加工した際のプレビュー画面です。
④登録した加工処理が一覧で確認できます。

⑤チェックボックスをクリックし、スライドバーを動かすことで加工処理のパラメータの調整が可能になります。 加工処理のパラメータを調整すればリアルタイムでプレビュー画面が更新されます。

※注意
⑥検査時に加工処理を適用するためには「登録」ボタンを押していただく必要があります。

選択中の加工処理を適用せずにプレビューを終了する場合は、「登録」ボタンを押さずにチェックボックスを外してください。

⑦加工処理を登録すると登録済みリストのテキストエリアに反映されます(登録順)。 また、加工処理は複数設定することができます。一つの加工処理では検査精度が低い場合でも、複数の加工処理を組み合わせることによって検査精度が飛躍的に向上することがあります。 追加で加工処理を適用する場合は、上記と同様に「チェックボックス」と「登録」ボタンを操作して加工処理を追加してください。

加工処理の登録を取り消す場合は、「一つ前の登録を解除」ボタンを押してください。

登録された加工処理パラメータを保存しておきたい場合は「現在の登録情報を保存」を押してください。 本導入の際や弊社に実証実験をご依頼いただく際にご提示いただくと導入までの流れがスムーズになります。 検査時の判定精度の高い加工処理パラメータは保存しておくことをお勧めします。

加工処理の設定が完了したら「良品マスター登録画面へ」を押してください。加工処理を設定せず良品マスター登録画面へ進むことも可能です。

STEP2. 良品部分を四角で囲い、良品マスター画像を登録する

①STEP1. で登録した加工処理を施した画像が表示されます。表示された画像から良品部分を四角で囲い、トリミングします。

トリミングはドラッグ&ドロップすることで開始できます。
トリミングは、できるだけ製品(良品)部分のみを選択するようにしてください。

デフォルトの設定で補助線が表示されます。もし、補助線を消去したい場合はShiftキーを押しながらマウスを操作してください。

②良品部分の指定が完了したら「良品マスター登録」を押してください。
領域の指定が甘い場合や、領域の指定に失敗した場合は「やり直す」ボタンを押して再度トリミングを開始してください。
トリミングが完了したら③「検査画面へ」を押して次のページに進んでください。

STEP3. 検査したい画像をアップロードし、検査パラメータを調整する

検査画面です。
①選択で検査画像をアップロードすることで検査を開始します。
画像を選択すると自動で検査が開始され、結果がリアルタイムで表示されます。
「良品マスター画像」はSTEP2で登録した良品マスター画像
「検査対象画像」は①でアップロードした検査画像にSTEP1. で登録した加工処理を実施した後、良品部分を自動でトリミングした画像になります。 これら2つの画像を比較することで、Louisyは検査を行います。
「不良検出画像」はLouisy処理によって差分を表示した結果画像です。
画面右の「カラーバー」は差分の大きさを色で表現したものです。赤に近づくほど良品マスターとの差分が大きく、青に近いほど差分が小さいことを表します。

「検査パラメーター調整画面」はLouisy検査をする際に調節するための画面で、4つのパラメータを操作して最適な設定を模索します。

色味

不良を検出する際の良品マスター画像との差分の許容幅を調整するパラメータです。値が小さいほど、差分が大きなところ(赤系色)のみを検出します。 一方で、値が大きいほど、差分が大きなところ(青系色)も検出するようになります。

louisy強度

ノイズ除去に関するパラメータです。ノイズを除去し、目立つ不良のみを検出させたい場合、このパラメータの値を大きくします。

サイズ(最小)

色がついた差分部分の大きさによって、検出枠を表示するかどうかを決定するパラメータです。小さすぎる不良は無視したい場合、このパラメータ値を大きくします。

サイズ(最大)

色がついた差分部分の大きさによって、検出枠を表示するかどうかを決定するパラメータです。大きすぎる不良は無視したい場合、このパラメータ値を小さくします。

③元画像に対して、バウンディングボックス(検出枠)の色が見えにくい場合、ボックスの色を変更することができます。

検証結果を保存したい場合は②「現在の結果を保存」を押してください。「検査対象画像」と「不良検出画像」のデータが保存されます。
こちらの情報は弊社にご相談いただく際に必要な情報となります。

その他

①のテーマから「Dark」を選択することでダークモードを使用することができます。 夜間や暗所での作業に適しています。 元に戻したいときは「Normal」を選択してください。

▲通常(Normal)時

▲ダークモード(Dark)時

加工処理について

STEP1. 良品画像をアップロードし、必要に応じて画像を加工する」の加工処理について説明します。 ご覧になりたい加工処理をクリックすることで詳細を確認することができます。(再度クリックで非表示となります)

画像を収縮させます。パラメータの値が大きいほど収縮度合いが大きくなります。

▲収縮適用前画像(元画像)

▲収縮適用後画像(パラメータ5)

▲収縮適用後画像(パラメータ10)

画像を膨張させます。パラメータの値が大きいほど膨張度合いが大きくなります。

▲膨張適用前画像(元画像)

▲膨張適用後画像(パラメータ5)

▲膨張適用後画像(パラメータ10)

平滑化により、ノイズ除去を行います。「エッジ強度」パラメータを調整することで、エッジを残しながら画像をぼかすことができます。「ぼかし」パラメータを調整することで、全体的に画像をぼかすことができます。「フィルターサイズ」パラメータの値が大きいほど、平滑化のフィルターサイズが大きくなります。

▲平滑化適用前画像(元画像)

▲平滑化適用後画像

▲パラメータ情報

データの散らばり度合いを表現します。「分散強度」パラメータの値が大きいほど、詳細にデータの散らばり具合を表現します。「フィルターサイズ」パラメータの値が大きいほど、分散のフィルターサイズが大きくなります。

▲分散適用前画像(元画像)

▲分散適用後画像

▲パラメータ情報

エッジ(境界線)を検出します。パラメータの値が大きいほど厳しく検出します。

▲エッジ適用前画像(元画像)

▲エッジ適用後画像(パラメータ25)

▲エッジ適用後画像(パラメータ40)

エッジ強調の一つです。エッジが浮き出るような処理になっています。
パラメータの値が大きいほど画像は明るくなり、よりエッジ部分が強調して表示されます。

▲型押し適用前画像(元画像)

▲型押し適用後画像(パラメータ50)

▲型押し適用後画像(パラメータ150)

画像の色味平均を計算し、色味のばらつきを調整します。
パラメータの値が小さいほど色味のばらつきが小さくなります。
パラメータが大きすぎると画像の色味が飛んでしまうことがあります。

▲正規化適用前画像(元画像)

▲正規化適用後画像(パラメータ40)

▲正規化適用後画像_不適切例(パラメータ80)

HSVの調整によって画像中の特定の色を抜くことができます。 HSVとは色相(Hue)、彩度(Saturation)、明度(Value)の三つの成分からなる色空間のことを指します。

色相(Hue)

色相の表示範囲を決定するパラメータです。 パラメータは0から179までの値を操作することができます。 パラメータの数値と実際の色相の対応関係については次の画像の通りです。

▲パラメータと色相の対応関係

また、色相1と色相2のパラメータを設定することで色相の抽出が可能です。

色相1<色相2の場合

二つのパラメータが次のような位置関係にある時、色相1から色相2の間の色相を抽出することができます。 例えば、青色付近を抽出する場合、「色相1を80、色相2を130」に調整します。

▲青色付近抽出画像

色相1>色相2の場合

二つのパラメータが次のような位置関係にある時、先ほどとは反対に色相1から色相2の間以外の色相を抽出することができます。 例えば、青色付近以外を抽出する場合、「色相1を130、色相2を80」に調整します。

▲青色付近以外抽出画像

彩度(Saturation)

色の鮮やかさを決定します。 パラメータは0から255までの値を操作することができます。 彩度が高ければ高いほど、より鮮やかな色合いを示します。

▲パラメータと彩度の対応関係

また、色相と同様に二つのパラメータの位置関係により、彩度を抽出することができます。

明度(value)

色の明るさを決定します。 パラメータは0から255までの値を操作することができます。 明度が高ければ高いほど、より明るい色合いを示します。

▲パラメータと明度の対応関係

また、色相と同様に二つのパラメータの位置関係により、明度を抽出することができます。

実際にカラー処理を施した例

▲カラー調整前画像(元画像)

▲カラー調整後画像

▲パラメータ情報

適切なカラー処理により、検査時に余分な背景等を抜くことができるため検査精度が向上します。

「収縮」と「膨張」の組み合わせにより、ホコリなどのノイズを消す方法をご紹介します。 OK品とNG品の双方の画像中に小さなホコリなどが写っている場合、それらが不良箇所として誤検出されてしまうことがあります。 これを防ぐために、加工処理によってあらかじめそれらのノイズを除去しておく必要があります。

▲元画像

▲元画像にノイズを描画した画像

▲ノイズを赤丸でマークした画像

「膨張」→「収縮」の順番で処理をかけることでノイズを除去することができます。 まず、ノイズ描画画像に対して膨張処理をかけます。この時点でノイズを消去することに成功していますが、製品部分も膨張してしまっています。 これを元に戻すために膨張時と同じパラメータの値で収縮処理をかけます。こうすることで、元画像を復元する形でノイズのみを除去することができます。

▲元画像にノイズを描画した画像

▲膨張処理をかけた画像

▲収縮処理をかけた画像(復元)

「膨張→収縮」によるノイズ除去の他にも、これを逆転させた「収縮→膨張」の加工処理も有効な場合があります。 また、膨張や収縮以外の加工処理の組み合わせによって様々な学習データのクレンジングが可能となっております。 加工処理の最適な組み合わせは製品依存であるため、貴社の製品に対してどのような加工処理が有効か、複数のパターンを試していただくことをお勧めします。

貴社内での実証実験の実施が難しい場合、ご相談いただくことも可能です。お気軽にこちらよりお問い合わせください。

よくあるご質問

よくあるご質問をご紹介します。 質問内容をクリックすることで回答を確認することができます。

いいえ、送信されません。
OpenPoC版のソフトウェアはネット環境不要でスタンドアローンで動作するディスクトップアプリケーションです。 OpenPoC版のソフトウェアを利用することで、ノウハウや機密データが外部へ流出することはありません。
詳しくはこちらをご参照ください。

検査精度は画像の映り方に強く依存します。 全て同じ照明の当たり方、同じ画角、同じ距離で撮影していただくと精度が向上する可能性が高いです。

▲検査対象画像(加工処理なし)

▲縁の部分が欠陥として検出されてしまい、他の検出箇所にも影響を及ぼしている

▲検査対象画像(製品部分のみをトリミング)

▲欠陥検出の精度が向上

このように、撮影時に製品部分のみを画像に収めることが難しい場合、トリミングなどの加工処理で対応することが可能です。

Louisyは以下の画像ファイル形式に対応しています。

ファイル形式 拡張子

PNG

.png/.PNG

JPEG/JPG

.jpg/.jpeg/.JPG

BMP

.bmp

TIFF

.tif/.tiff

画像の解像度に制限はありません。傷などが目視で確認できる程度の解像度であればスマートフォン等で撮影した画像でも十分に検出可能です。 ただし、解像度が高ければ高いほど(画像サイズが大きいほど)処理時間がかかります。 Louisy OpenPoC版では、高速化のため、画像サイズを自動で圧縮する処理を入れております。原画像サイズでの検査をご希望のお客様はこちらからお問い合わせください。

お問い合わせ

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